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韓国起源説

韓国起源説(かんこくきげんせつ)とは、韓国の団体や韓国人などが主張する、外国の諸文化などの起源や伝播を朝鮮半島に求める言説群の俗称。一般に根拠不十分で合理的でないとされる。近代になって突然主張される事例が多く、特に日本文化や中国文化に対して主張されることが多い。韓国の会社やスポーツ団体や文化団体が公式に発表している例から、一部の研究者や文化人の説として新聞や著作物に発表される例など多岐にわたり、単にメディアによって言説が流布されるのみならず、実際に韓国起源の文化としての認知を求め、国際的な活動が行われているものもある。韓国起源論ともいう。

韓国起源説の対象分野は剣道、柔道、合気道、相撲といった日本の武道を始め、刺身やうどん、醤油などの日本食、侍、武士道、日本刀、茶道、盆栽など、あらゆる日本文化、さらには中国文化、インカ文明、サッカーなど、多岐にわたる。証拠が一切ないにも関わらず主張したり、無理な陰謀説を持ち出したり、証拠があっても意図的または無意図的曲解を行ったりと、客観性に欠け、恣意的解釈、拡大解釈、思い込みで韓国の民族的・文化的優越性を説くことが大きな特徴である[1]。

韓国起源説がいつごろ始まったかは定かではないが、日本や中国で広く認知されるようになったのは、近年インターネットが普及し初めてからであり、『マンガ嫌韓流』などの出版物で取り上げられたことによりさらに注目を集めるようになった。中国網民(ネットユーザー)対象のアンケートで韓国が「嫌いな国」第1位になったが[2]、その理由が韓国起源説にあるということが毎日新聞でも取り上げられた[3]。韓国起源説の中には韓国内ですら受け入れられていない説[4][5]から、韓国外でも信じている者が多い説まで様々である。

このような主張や言説を揶揄して日本のネットユーザー、特に2ちゃんねるでは、朝鮮語で「私たちの」を意味する「ウリ=우리」とかけて「ウリジナル」と呼ばれることが多い。このウリジナルという言葉は、『週刊新潮』[要出典]や『週刊文春』[要出典]や『SAPIO』[要出典]などでも取り上げられ、大学教授でも用いるものがいるくらい広まっている[6]。似たような呼称として「コリエイト(korea+create)」がある。

このような起源主張は韓国以外にも少なからず存在するが[7]、韓国起源説のきわめて特異な点は、本項目の具体例に例示されているように、他国で主張された起源説と比較にならないほど、頻度が高く、対象分野が広く、宣伝活動が大規模であり、国際的影響力を持ち、自民族優越主義的なところである。例えば、2002年アジア競技大会組織委員会や大韓剣道協会のような大きな公式国際団体や、朝鮮日報や東亜日報のような大手マスコミが堂々と主張したり、映画が作られたり、海外公演をしたりする。その際に「韓国文化の優秀性を知らせる」「日本文化の本家源流は韓国だと知らせる」などと露骨に「文化の優秀性・劣等性」に言及し宣伝活動を行う。それを鵜呑みにした韓国ネットユーザー、いわゆる「ネチズン」らがブログやオーマイニュース等の市民メディアに投稿し、大衆の間にコモンセンスとして定着を狙い既成事実化が進んで、国内の教科書に記載される。これにより、事実無根の起源説がさらに別の起源説の根拠になる等、結果としてますます現実と虚構の区別がつかない状態になる。実際、韓国政府は与党寄りの報道をするオーマイニュースや主要新聞を含め新旧マスメディアに対して公的資金投入を決定し、その認定基準が明瞭でないとして野党から激しく反発をうけている[8]。

静岡県立大学の元教授である大礒正美は、とりわけ日本文化に対する韓国起源説について、「何でもかんでもこじつけてしまうわけです。特に日本を見下し、何を言ってもいい、という感覚がある。韓国国民が起源説を信じているというよりは、ワーワー言うのが楽しいという感じ。それにメディアが乗っかって話を大きくするわけです」と分析している[9]。

日本文化に対する韓国起源説 [編集]

韓国人の対日認識 [編集]
韓国起源説は「韓国人(朝鮮民族)と韓国文化(朝鮮半島の文化)の優越性」を強調するために「日本人と日本文化の劣等性、未開性、野蛮性」と比較して主張される場合が非常に多い。実際に韓国の歴史教科書は、「朝鮮半島の先進文化を未開な日本に教えてあげた」「近代化以前の日本の文化はすべて偉大な先進文化を持つ朝鮮半島から由来したもの」「野卑な日本はいつも朝鮮半島を侵略して財物を奪っていった」「優秀な朝鮮民族と劣等な日本民族」といったような歴史的事実と異なる自民族優越主義的で侮日的な歴史認識を基に編纂されていて[10][11][12][13]、文中には、「東アジアの文化的後進国であった日本」等とも明記されている[14][15][16]。さらに、日本で独自に発祥・発展した文化や社会についての記述や、日本の対外交易で最も盛んだった日中の間での東シナ海の直接海上交易の存在[17]の記述がほとんどないことも「日本のほとんどの文化は朝鮮半島起源」との誤解を生む原因となっている[18][19]。

また、日本文化に対する韓国起源説が発生する思想的背景について「母の国の朝鮮と、子供の国の日本」「兄の国の朝鮮と、弟の国の日本」という歪んだ小中華思想と儒教意識が原因としてあげられることもある。例えば韓国の大手新聞社は、「日本人が、自らが百済からやってきた人々の後裔で日本の文化と歴史の源流が韓国にあるという事実を徹底的に否定しようとするのは、小児病的根性であり、韓・日両国民の憎悪と葛藤はここから始まっている」「日本人が暇さえあれば、母親の国へ向けて倫理を破り犯すのは、韓半島から捨てられた渡来人たちの後裔という根深い劣等意識が発現したものである」「日本は母の国の韓国に対して礼遇をとらなければならない」と主張している[20][21]。

このような「日本の歴史の源流は韓国」という韓国人の意識が韓国起源説の原因になっているという指摘に対して、水野俊平も、韓国国内で「古代日本人は韓国人(百済人)であり、倭は百済の植民地であり、日本は百済人によって建国された国である」という主張が広く支持されていることを原因として指摘している[22]。

また、「チョッパリ」や「ウェノム」や「イルボンノムドル」といった日本人を指す侮蔑語が小学生用国語辞典にまで掲載され、マスコミやテレビドラマ等でも極めて侮蔑的に使用されたり[23][24][25]、「島国」という言葉が「未開で劣等な」という侮蔑的な意味を持ち、駐日韓国大使までもが使用することにも表われているように[26]、このように歪んだ自民族優越主義的で侮日的な認識は、韓国社会と国民の間で広く共有されている[27][28][29][30]。

この、多くの韓国起源説に共通する「韓国人と韓国文化の優越性」と「日本人と日本文化の劣等性と野蛮性」という認識は、「高名な日本文化はほとんど朝鮮半島起源」という認識を裏返した「韓国にある悪い文化の起源は日本」という認識にも反映されている。例えば、韓国の警察庁関係者や大学教授までもが、「韓国で続発する、いじめ・集団強姦・援助交際は日本文化が起源で、韓国人の精神が強奪されている」と主張をしている[31]。また、日韓併合時代に韓国に伝わった花札については、ソウル大学民俗学教授の金彊岳博士や花札製造メーカーが「韓国の伝統的なモラルを破壊する事を目的に日帝が意図的に普及させたものであり、日本政府は花札賭博中毒者に謝罪と賠償をするべき」[32]、「花札には日本の帝国主義者らが意図する民族精神の抹殺と皇民化の政策が染み込んでいる」等と主張し、実際に花札のデザインを変える等している[33]。この「日本の劣等な退廃文化」という認識は倭色という言葉で公の場で表現されるほど一般的なものである[34]。

また、多くの韓国起源説に共通する「韓国文化の優越性」と「日本文化の劣等性と野蛮性」という認識を補完する主張として、「日帝(日本)による文化の抹殺と略奪説」というものがある。これは、日本が韓国併合時代や文禄・慶長の役の時に、朝鮮半島の優秀な文化や文化財を抹殺・略奪したというもので、起源を主張している文化が現在の朝鮮半島に存在していない理由を日本の侵略に求めている。また、韓国起源を主張していない文化についても、自己文化の伝統と正当性の根拠付けとして「日帝(日本)による文化抹殺」という主張が用いられる。主な例として弓道[35]が挙げられる。

一方、韓国起源説を主張する文化が現在朝鮮半島に存在する場合は、韓国人は、剣道や柔道や合気道の韓国起源説に見られるように、実際は日韓統治時代に日本が韓国に伝えたものを、逆に韓国が日本に伝えたと剽窃して韓国起源説を主張することが多い。この際、剣道や合気道や茶道に見られるように、日本の衣装や作法に少しの改変を加えて起源を主張したり、柔道や合気道で見られるように「日帝(日本)による文化抹殺説」が主張される事が多い。(下記の主な具体例を参照)

韓国人は、寿司に代表される日本食が世界的人気になったり、ポトマック川の桜祭りが有名になったり、侍や武道がクールなものとして認識されるなど、日本文化が特に欧米で人気を博し有名になると、その文化に対して韓国起源認説を主張し始める場合が多い。実際に、韓国人が「日本文化が欧米で人気を博している」と認識する以前は、侍や日本刀や寿司や刺身について「日本人の残虐性と未開性」と関連して言及される場合が多く、桜も「日本帝国主義の象徴」として忌み嫌われていた。

日本文化に対する韓国起源説と韓国人の対日認識については水野俊平の著作が詳しい。またマンガ 嫌韓流などの嫌韓関連書籍にもたびたび紹介されている。

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2009年04月15日 10:48に投稿されたエントリーのページです。

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